園児なおとなの戯言
遠足前の浮かれていてなにも手がつかない、園児のようなおとなの戯言を聞いてほしい。 やっとの積年の重たい腰があがり、糺の森で行われている納涼古本まつりに行くことにした。
いつもように「あっ、古本まつりに行きたい」とこれまた唐突に思い立ったところからはじまった。ネットで日程を調べ、自分の休みの日を確認。行く計画をしておきながら、直前になって「やっぱりやめた」と言いだすと思っていた。
事実、ソロ活に憧れながらも、尻込みしやすいチキンはすぐに前言撤回する生き物だ。
最近でも、2回ぐらい自分で自分の予定をキャンセルした。極度のめんどくさがりとマイナス思考がもたらした結果かもしれない。
今回は前々から下鴨神社に行きたいと思っていた。下鴨神社にというよりは、糺の森に行きたかったというのが大きいかもしれない。まばゆいばかりの緑溢れたところが好き。覆われて光が届きにくい鬱蒼としたところも好き。苔とか生えているとテンションが爆上がりするくらいにはそういい場所が好きだったりする。 なら、いい機会だから行こうと思った。惹かれているなら行くべきだ。
気持ちも行ける手段もあるなら行こう。行動する前にあれこれ考えてしまう癖はあるけど、行かない後悔よりも行って後悔しようと思った。 それでも、やっぱりやめようかなという気持ちが芽生えてくる。根からチキンなのである。 それでも行こうと決意したのは、仕事の時間潰しに読み漁っていたnoteの書かれた記事が素敵だった。人間、もっと感性を大事にすべきなのだろう。意外な発見が待っているかもしれない。と思わせてくださる記事ばかりだった。すぐにファンになった。
コラム本とか作られたら、きっと買うだろうと思うくらいには何度も読み返したい。 その方の書き方で魅力的で、他の記事も読み漁っていたら素敵なお店を知ることができた。
なら、転勤になった上司に渡すお菓子を買おうと思った。わたしが入社してからずっとお世話になりっぱなしで、お礼がしたいと思っていたからだ。ついでに家のお土産と、文学フリマの差し入れもここで買おうと思った。素敵なお店を知れてよかった。
様々な洋菓子やパン、カフェなど紹介をされいる。そんな記事を読んでいるとなんだか自分も開拓してみたくなるから不思議だ。 自分だけのお気に入りのお店を見つける楽しみはこころがおどる。
好きな場所探しでもいいかもしれない。大きな楽しみも大事だが、小さな楽しみの積み重ねもこころを豊かにするために必要なことなのだろう。
話は戻る。
現在のところ、古本まつりには雰囲気を味わいたいなと思っている。なにかの本との出会いがあれば、それはそれでよし。なのでちょうど折り返し地点の日程を選んだ。と聞こえいいように聞こえるが、本当は仕事前日に行くのを避けたら14日になった。
下鴨神社の古本まつりと言われると森見先生の『夜は短し歩けよ乙女』の印象が本当に強い。わたしは文化祭の偏屈王のお話が好きだ。でも下鴨神社の古本まつりのお話も好きなので、古本まつりのリサーチしていたら、話題にでているのが面白かった。 あと久々に下鴨神社に参拝もしよう。ついで感で申し訳ない。
実は素敵なお守りが気になっているのもある。四季守りである。今の季節は北斗七星とのこと。天体の知識はからきしだけど、星はよく知らないままに北斗七星が好きだったりする。本当に知識はゼロだけど(笑
北斗七星と言われて浮かぶのが、結城光流先生の『篁破幻草子』が浮かぶ。先生の作品は少年陰陽師シリーズが入口だが、それと並んで好きな作品。 そんなこんなで惹かれてしまうんだろう……と不思議な感じだ。
葵祭の時の葵お守りも可愛かった。どうしても見た目で選んでしまう……。
九州では文学フリマに出店できますようにってお願いしてきたのですが、今度は無事に本の制作が間にあいますようにってお願いしてこう。
お盆休みも終わりを迎える週末の土曜日は大阪だ。なんだかんだで推し概念のお香水を買うことに決めた。なにかと理由をつけている気もするが、お盆前頑張ったでしょうとこれからも踏ん張っていこうの労りと励ましを込めて(笑
ちなみに友人の誕生日プレゼント用にマニキュアも買うことにした。まだまだ早いのだけれども、オンラインでしか買えなくなってしまうので、在庫の心配からも早めだが買うことにした。
あとは本などを眺めて帰ろうと思う。 人混みは苦手なので、さっさと退散するにかぎる。 このお盆イベントが終わったら次は文学フリマ大阪だ。
Webカタログで気になるサークルさんをチェック済みだが、開催日近くなったらまたチェックしよう。今年は斜線堂有紀先生が出店されるとのことで。まだ作品は拝読したことないがもしかしたら、列できるのかもしれない。 今年もソロで一般参加なのですが、昨年よりかは余裕をもって回りたいなと思っている。
文学フリマが終わったら、いよいよ京都での初出店について本気で考えなければならない。もういっそ、追い込みで参加表明するか。とややノリで申し込みそうな気がする。 でも、後悔したくないので、やっぱり慎重に決めそうな気がする。気持ちはほぼ出店側なので、原稿を頑張って自信をつけたい。
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